土壌汚染浄化工事

土壌中揮発性有機化合物の低温加熱脱着法による浄化

調査の契機
 クリーニング店の事業を取りやめるにあたり、土壌汚染調査を行った。

調査の結果
 調査の結果、トリクロロエチレンが基準値を超えて検出され、措置が必要となった。

オンサイト浄化の方法
 ボイラーを熱源として、汚染土壌を間接的に加熱し、テトラクロロエチレン等の揮発性物質(VOC)を密閉槽内に放出させた。揮発したVOCは、排気ファンで吸引し、活性炭等の層を通してから大気中へ放出した。
 浄化土壌は、密閉槽内より取り出され、冷却後元の場所へ埋め戻した。汚染された土壌を運搬・処理する必要がなくなるため、費用を削減することができた。