アスベスト分析

1. アスベストとは

 アスベストは鉱山で採掘される天然の鉱物で、ケイ酸塩を主成分とし繊維状をしています。ギリシャ語で「永遠不滅」が名前の由来です。安価で加工しやすく、耐熱性、保温性、防火性等に優れていることから、建材、パイプの保温材、バルブのパッキン、自動車のブレーキ等身近な存在として使われてきました。しかし、1960年代にアスベストを原因とする肺がんや中皮腫が確認され、2006年に製造、使用が原則禁止となりました。現在では、アスベストを含む建材を使用した建物の解体に伴うアスベストの飛散が問題になっています。

2. アスベストのレベルの違い

 アスベストを含む建材には、その飛散性よって3つのレベルに分かれています。
『レベル1』
 飛散性が著しく高く、吹付け材がこれに該当します。
『レベル2』
 飛散性が高く、配管を保温する保温材、耐火性被覆材、断熱材がこれに該当します。
『レベル3』
 飛散性が比較的低く、成形板がこれに該当します。
 『レベル1』、『レベル2』の建材は、フワフワしていて柔らかく飛散性が高いということが一目瞭然です。一方、『レベル3』の建材は、硬くて飛散性が低いことがわかります。
 詳しくは、目で見るアスベスト建材(第2版)

3. アスベストの分析

 株式会社エコアップでは、位相差顕微鏡による分散染色法を用いた定性分析検査(建材中のアスベスト含有の有無)を行っています。アスベスト6種類(クリソタイル、アモサイト、クロシドライト、トレモライト、アンソフィライト、アクチノライト)に対応しています。